実に個性的な時計草の花(その1) ― 2016/07/21 12:13
私が時計草の花を始めて見たのは、水戸市内の園芸店でした。時計そっくりな花の形に魅せられ、花の蕾の付いた植木鉢を1鉢買いました。
花を楽しんだあとは南側の廊下に置いていたところ、暑さで枯れかけてしまいました。そこで直射日光を避け、鉢を裏庭のキンモクセイの木の横に置いて回復を待っていました。2010年7月に1輪だけ再び花が咲きブログに写真を加えました。その後は、しばらく花芽が付かずにいたのですが、去年1輪咲き、今年も再び蕾が付いたので、今年はしっかりと写真に収める気持ちになりました。
実は、時計草の花は「1日咲き」で翌日には萎んでしまい、夜の間に蕾のように花弁を閉じてしまい2度とは開かないのです。良く観察していないとシャッターチャンスを失ってしまいます。
今年は全部で5つ(5回)蕾を持ったのですが、最初の蕾は開花直前に多分小鳥に食べられたのでしょう、開花を今か今かと待っていた翌朝に蕾が消えていました。そこで2つ目の蕾については小鳥に食べられないように網戸用のネットで蕾の周りを囲んで開花を待ちました。甲斐あって残り4個は無事写真に収めることができました。でも最後の5つめの開花の時は、たまたま仕事で日中は家に居なかったため、夕方7時頃帰宅して開花を知り、すでに萎み始めた時計草の花をかろうじてストロボ撮影となりました。(この写真は今年最初に咲いた花2016.6.19撮影)
コメント
_ こあ&たこ ― 2016/07/21 23:08
今たこさんと共にお写真を拝見しています。久々の更新、とても嬉しいです。トケイソウは月下美人と同じで儚いレアアイテムなのですね。小鳥さんとの戦いに勝ってくれてありがとう!
_ ひで坊 ― 2016/07/24 12:26
コメント有り難うございました。NHKの「趣味の園芸」を見るとトケイソウはアメリカの熱帯地域を中心に約500種ほど分布し、パッションフルーツのように果物として使用されるものもあるようです。我が家の品種は「クリア・スカイ」に属し、丈夫で最も寒さに強い原種(ー15℃までの寒さに耐える)のようです。それで特別な措置をしないでも毎年裏庭で越冬できていたのですネ。
_ 綾子 ― 2016/07/30 13:37
「時計草」というまさに名のとおり時計のようにきれいに咲きましたね、
限られた短い時間での貴重な姿を見せていただきました。
ひで坊さんに教えていただいて初めてこの花の存在を知りました。
それから園芸店で見かけてもこれだけきれいに咲いているのは見たことがありません。次は来年でしょうか?楽しみですね☆
限られた短い時間での貴重な姿を見せていただきました。
ひで坊さんに教えていただいて初めてこの花の存在を知りました。
それから園芸店で見かけてもこれだけきれいに咲いているのは見たことがありません。次は来年でしょうか?楽しみですね☆
_ ひで坊 ― 2016/08/01 12:16
コメント有り難うございます。ウィキペディアによつと英名 passion flower は「キリストの受難の花」の意味で、16世紀に原産地である中南米に派遣された宣教師らが、この花を「十字架上の花」と信じ、キリスト教の布教に利用したとのことですが、和名の「時計草」がずっといいですね。
_ 綾子 ― 2016/08/01 15:35
花の名前も見方やとらえ方によって色々あるのですね、私も「時計草」がしっくりきます(^^)
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://hd-iszk.asablo.jp/blog/2016/07/21/8135419/tb
最近のコメント