ひで坊ＡＳＡＨＩ写真館

千畳敷カールから駒ヶ根市街方面を望む。

標高１９００ｍ～２０００ｍに広がる「栂池自然園」は日本有数の高層湿原で、園内には遊歩道と木道が整備されています。

この日は、九州方面にあった台風が向きを変えて近づいていたため、お天気が気がかりでした。でも、宿泊したホテルから見た朝焼けにホッとしました。

栂池自然園へは、冬場はスキー客で賑わうゴンドラとロープウェイを乗り継いで登ります。平成６年から自然環境保護のため路線バスやマイカーの乗り入れを全面禁止して代替え輸送としてロープウェイの運用を開始したとのことです。

ゴンドラリフトは途中駅で乗客がのったっまま次のロープに移り変わる仕組みになっていて感心しました。高度を上げるにつれ、紅葉が鮮やかになってきます。

ゴンドラリフトからロープウェイに乗り継いだ景色です。

栂池自然園は有料で入園料金が必要です。栂池ヒュッテ記念館を出ると散策ルートがいくつかに分岐するので、自分の都合の良いコースを選んで見ることが出来ます。霧が晴れると正面奥に標高２９３２ｍの白馬岳が顔を見せます。

栂池自然園の紅葉と白馬岳。

散策路の分岐点には標識が明示されていて安心です。

時々霧がかかったり晴れたりして、見える景色が変化します。